2011年8月28日日曜日

隅田川花火大会、超穴場はわが頭上にあった


震災のあおりで例年より1カ月遅れの開催となった、わが浅草が誇る真夏の夜の祭典・隅田川花火大会。天候が心配された中だったが、2万発の閃光が夏の終わりを告げるかのように浅草の夜空をてらした。

すぐ近所とはいえ、締め切りが押し迫る中でひょこひょこ雑踏の中に出かけるわけにも行かず、自宅の窓から観覧と思ったが音はすれども光は見えず。そこで12階建ての自宅マンションの屋上から見ることにした。

だが、この屋上こそ超穴場。浅草のメイン会場も両国に近い第2会場の花火もバッチリ眺めることが可能。しかもその間には東京スカイツリーがデンと構えている。さらには隅田がは北方、千住界隈でも花火大会があったようで、これもしっかり視界に捉えられるという贅沢この上ないビューポイントだったのだ。灯台もと暗しならぬ、自宅の真上明るしといったところだ。

屋上にはマンションにお住まいの方々が家族連れでござを敷いていたが、さほどひしめいている感じはなくわりと静かにゆったり見ることができた。1つ難を言えば風が強めで涼しすぎるのと、花火の煙がもろに古かかってきたことだ。いや、煙が香るほどの花火大会なんて、それはそれで粋じゃねえかと。

来年はまた7月下旬の開催に戻るだろうから、締め切りに負われず見ることができるかな。その頃にはスカイツリーも煌々と明かりがともっているはず。11カ月後が楽しみだ。


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