2011年8月11日木曜日

ちゃんと暑い夏がいい!


暑い夏。7月後半が涼しすぎただけに。より堪える。でも、どこかでそれを喜んでいる自分でもある。どこかで、というよりはっきり言って暑ければ暑いほど胸躍るのだ。8月はやっぱりこうでなければ。

昔、ある食品メーカーを取材したとき「暑いときはちゃんと暑くないと困るんです」と言っていた役員の言葉が今も頭に残っているが、季節のバランスとはそういうもの。国の景気を支える根幹だと思う。だから、40℃にも達しない暑さごときで騒ごうとは思わない。暑いと思ったら涼しさに投資すればいい。経済を回すためにも、気候に対して素直に生きることだと思う。

とはいえ、寝苦しさはいかんともしがたい。このブログを朝イチで書くようになって以来、早めに起きる習慣にしているのだが、最近ではむしろ暑さのおかげでより早く起きるようになってしまっている。早起きは三文の得などというが、それも暑さに感謝すべきということなのだろう。

だが、睡眠時間6時間足らずとなると、やはり昼間は眠気がつきまとう。特に昼飯を食べた直後あたり。この時間に予定を入れていないなら、近所のドトールかプロントに入ってアイスコーヒーを口に含みつつのお昼寝タイムである。冷房ガンガンの店内よりも、できれば多少風が通る軒先がいい。10分もウトウトすると、コーヒーの効果も出てきて俄然シャキンとしてくるのである。

節電の夏、巷ではサマータイムが流行りというが、むしろピーク時の電力消費を抑えるなら、1~2時は空調を切って、ひなたぼっこ&お昼寝タイムに当てた方が労働効率はよほど上がるのではなかろうか。実際、TRONでおなじみの坂村健教授が近著でそんな指摘をされていた。今こそスペインに学べ、である。

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